配信テクニック

配信枠内で起こったトラブルを乗り越えた奮闘エピソード6選~嫌だと思ったことをなかなか伝えられない・・・~

「配信中のミスを厳しく叱ってくるリスナーさんがいて対応に困った」
「プラスを取るのが難しそうなときに「今日は無理だと思う」とネガティブなコメントをするリスナーさんがいた」
「応援してほしいと伝えたが、リスナーさんが配信枠に来てくれなくなってしまった」
などの悩みを、ライバーさんはどのように乗り越えてきたのでしょうか?

「ライバー奮闘記」では、Pocochaのライバーのみなさんが体験された悩みや、その悩みを乗り越えたエピソードを掲載しています!

配信中のミスを厳しく叱ってくるリスナーさんがいて対応に困った

・エピソード

配信をはじめて1週間も経っていない時期、大量に流れるコメントに追いつくことができず、よくコメントを見逃してしまうことがありました。そのときに何度も私を叱るようなコメントをするリスナーさんがいて、配信の雰囲気が暗くなってしまうことがあり困っていました。

そこで、自分の至らない部分を謝罪した上で、ファミリーに「あまりに大量のコメントが流れると、追いつくことができない場合がある」「それでもこれから成長していきたい」と伝えました

その後も、ファミリーの方々が何度も励ましてくれたり、私の様子を見てコメントを控えてくださったりなど、サポートしてくれるようになりました。配信後に「毎日成長してるよ!」と伝えてくれる方もいました。そういった言葉のおかげで、落ち込んでしまいそうなときも毎日配信ができました。

今では、あの時期にすごく鍛えられたなあと思うことができています。「コメントスルーしてる」「今アイテム無視してた」と教えてくださる方がいたおかげで、大量のコメントが流れているときも、必ず一つ一つ漏らさず読もうと一生懸命になることができました。もちろん、まだまだ至らない点はあるけれど、ときにはファミリーのみんなを頼りながら日々成長したいと思っています!

・同じ悩みを抱えたリスナーさんへのメッセージ

リスナーさんのコメントは全て、画面の向こうにいる一人一人が私に向けてくれる大切な言葉だと思っています。ただ、その全てに振り回される必要はないとも思っています。相手も人間であると同時に、配信者である私たちも人間です。あなたのことをちゃんと見てくれている人は必ずいます。そういう人たちの声にしっかりと耳を傾けていれば、落ち込んだとしても自分らしさは見失わずにいられると思います。

プラスを取るのが難しそうなときに「今日は無理だと思う」とネガティブなコメントをするリスナーさんがいた

・エピソード

普段はとても協力的なリスナーさんだったのですが、メーターがプラマイからすこし遠いときに、みんなが応援してくれている中でも「無理だと思う」とたまにつぶやくことがあり、そのコメントで一気にマイナスムードになってしまうことがありました。

ただ、ポジティブなリスナーさんもたくさんいてくれたおかげで、それをかき消してくれる雰囲気づくりの手助けをしてくれたり、「やれるところまでやろ!」とコメントしてくれたことで気持ちが救われていました。

言霊という言葉があるように、ネガティブな発言をすることで、本当にその方向に向かってしまうことがあると思います。確かにどうしてもメーターが存在している分、達成できなかった日が目につきがちですが、達成できない日があってもいいし、なぜできなかったのかその原因を考えることはできます。

最終地点だけ見るのではなく、その通過地点も見るべきだと思います。そして、自分のその気持ちを伝えることで、次第にネガティブな発言も減っていき、「無理」というコメントは「出来るところまでしよう」に変わりました。配信の世界でも類友が集まるのか、全体的にネガティブな発言をするリスナーさんは少なくなりました。

もちろん、私自身も常にポジティブでいるわけではないし、無理はよくありません。悩みや嫌なことは伝えるべきですが、ベースはポジティブでありたいと思っています。メーターだって、マイナスを取ったとしても、配信枠のみんなと楽しい時間を共有できれば、それはメーターのプラスよりもはるかにプラスをもらえたと感じます。

・同じ悩みを抱えたリスナーさんへのメッセージ

悩みごとは絶えないと思いますが、自分自身をしっかり見てくれているリスナーさんもいます。無理せず、自分の力になってくれる方を大切にしてください。そして、配信する楽しみを忘れないでほしいなと思います。

BOX目的でコミュニケーションを取ってくれないリスナーさんがいた

・エピソード

何度も配信枠に足を運んでくれるのは嬉しいことですが、声をかけてもお返事がなく、明らかにBOXを取ることだけを目的にしているリスナーさんがいて、嫌な気持ちになりました。

そこで、コメントが苦手な人やアイテムを使えない人向けに、こういう応援をしてほしいと伝えたり、忙しい人はエールが上がる時間分稼ぎにラジオ感覚で来てもらえるように配信の楽しみ方を提案してみました。

リスナーさんがプレッシャーにならないような配信にするため、あれしないで!これしないで!と禁止するのではなく、これをしてくれたら嬉しいという言い方で伝えるようにしました。そうすることで、ラジオ感覚で聴きに来てくれるリスナーさんが増えて、そこから配信が楽しいからもっと応援しようと思ってくれるリスナーさんが現れてきたように感じます。

・同じ悩みを抱えたリスナーさんへのメッセージ

どんな配信枠なら何度でも遊びにいきたくなるのか、自分自身もリスナーとして遊びに行くことで学んでいます。また、同じ悩みを経験したことがある先輩ライバーさんがすでにいるので、そういった方々の言葉にも耳を傾けています。嫌な気持ちを抱えたまま配信をしていると健全なリスナーさんまで離れていってしまいます。本当に周りのリスナーさんのことを考えるのであれば、一人のリスナーさんに固執しすぎないことが大切です。

他枠のリスナーさんから、配信枠で悪口を言われてしまった

・エピソード

お互いの配信枠に行き合うような仲のいいライバーさんがいたのですが、そのライバーさんを推しているリスナーさんの反感を買ってしまい、そのリスナーさんが配信枠に来て悪口を言ってくることがありました。

まずは話し合おうと努力はしましたが、それでも冷静になってもらえない場合はブロックなどの対応を行いました。他のリスナーさんが不快になってしまうからです。

また、攻撃的なコメントをもらったときに、他のリスナーさんがコメントでフォローしてくれたおかげで、徐々におさまっていきました。その経験のおかげで、さらにリスナーさんへの信頼度が高まったり、相談に乗ってくれた他のライバーさんとの絆が深まりました。

・同じ悩みを抱えたリスナーさんへのメッセージ

人間関係って難しいですよね。配信枠全体を見ながら、一人一人とコミュニケーションをとるというのは高度な技術が必要だと思います。でも、ライバーという道を選んだあなたなら、自分に何か発信できるものがある、自分にしかできない空間作りがある、と心のどこかで感じているのではないでしょうか。その意識が高ければ、自然とあなたに寄り添ってくれる人がついてくると思います。そして、いろんな人と話して、人を見る目を身につけてください。大丈夫ですよ。リスナーさんはちゃんと見てくれています。心と体を大事にしてください。Pocochaの片隅で応援しています。

配信中に何度も「歌が下手」とコメントするリスナーさんがいて対応に困った

・エピソード

歌枠に来るたびに「歌が下手」と上から目線なコメントをするリスナーさんがいました。私は歌が好きで歌枠をしていますが、プロのシンガーではないので、レベル的には他の歌枠に劣っていると思います。でも、歌を楽しんだり、いろんな歌を歌えたり、レパートリーが広い部分には誇りを持っています。

今の私を受け入れて楽しんでくれるリスナーさんと配信枠を作りたいので、何度も悪口を言ってくる人には「私が悲しくなるようなことを言わないでね。また言うようなら、もう来ないでね。」と伝えることにしました。

みんなに楽しんでもらうことが目標ではありますが、そうも言っていられないときもあります。そのあたりの割り切りは必要かなと思います。マイナスなコメントがなくなったことで、配信枠は明るくハイテンションな雰囲気になりました。また、「歌は個性だから、好きな人は好き。そうじゃない人は自分の好きなところに行けば良い」というリスナーさんの言葉に救われました。

・同じ悩みを抱えたリスナーさんへのメッセージ

コメント一つ一つにナーバスになるのではなく、自分が配信枠をどのように盛り上げたいかをきちんと考えて、それをリスナーさんたちと共有することが大事だと思います。ライバー自身が楽しんで配信できることが何よりも大切なので、「ライバーを悲しくさせるようなリスナーさんはいりません」というスタンスでいきましょう!

応援してほしいと伝えたが、リスナーさんが配信枠に来てくれなくなってしまった

・エピソード

ランクアップを目標に、配信枠の方向性をすり合わせるため、リスナーさんの気持ちを確認する時間をとりました。しかし、そこで私の気持ちが十分には伝わらず、配信に来てくれるリスナーさんが一気に減ってしまったことがありました。

そこで諦めずに、私は自分の気持ちを伝え続けました。配信に来てもらいたいことだけではなく、配信をする意味や自分の夢、目標について改めて言語化して、私が本気で配信に取り組む姿勢を伝え続けました。

一緒に頑張っていきたいと伝えていくうちに、次第にリスナーさんが配信枠に戻ってきてくれるようになり、いろいろな形で応援をしてくれるようになりました。

気持ちを伝えることの大切さを実感したと同時に、リスナーさんをもっともっと大切にしていきたいという強い気持ちを抱きました。より強い絆を感じられる配信枠になったし、以前よりもあたたかくて穏やかな雰囲気になったと思います。

・同じ悩みを抱えたリスナーさんへのメッセージ

リスナーさんは、ライバーのことを応援したいと思ってくれているからこそ、配信枠に来てくれたり、ファミリーに所属してくれます。ただし、思っていることは人それぞれです。一度リスナーさんの気持ちに耳を傾けながら、自分が思っていることを共有してみてはいかがでしょうか。想いは必ず伝わるはずです。

まとめ

画像