配信テクニック

先輩ライバーQ&A「男性ライバーが応援してもらうにはどうしたらいい?」男性先輩ライバーがあなたのお悩みに答えます

後輩ライバーから寄せられた質問に、先輩ライバーが回答する企画「先輩ライバーQ&A」。
今回は、こちらの三つの質問をピックアップ!

  1. 配信で悩むことがあって、リスナーさんにも相談しづらいときにどうしたらいいかわかりません。みなさんはそのようなときどうしてましたか?

  2. 男性ライバーとして頑張っているのですが、リスナーさんからアイテムで応援してもらえることが難しいと感じています。どのようにしていますか?

  3. ライバーとして頑張りたいと思っているのですが、将来的に仕事としてずっと続けていけるのか不安です。このまま続けていってもいいのでしょうか?

それでは早速、先輩ライバーに回答していただきましょう!

「配信で悩むことがあって、リスナーさんにも相談しづらいときにどうしたらいいかわかりません。みなさんはそのようなときどうしてましたか?」

ライバー仲間だからこそ解決できる問題もある。勇気を出して先輩ライバーの配信枠に行ってみるのもオススメ!(COVA)

COVA:僕は今まで、周りのライバーさんに相談して助けてもらってきたタイプです。仲のいいライバーさんから「なんか最近キツそうだね」と声をかけてくれることも多くありました。同じ立場だからこそ理解できるような悩みもあると思うので、ライバー仲間に相談してみるのはおすすめですね。

また、今はそういう相談できるライバー仲間がいないライバーさんもいると思います。その場合は、ちょっと勇気はいるかもしれませんが、先輩ライバーの配信枠に飛び込んでみるのもありだと思いますよ。僕ももちろん、来てくれたら相談に乗ります。

配信枠で起きた問題は、配信枠で解決する。言いづらいこともリスナーに相談して団結力を高める!(KELVIN)

KELVIN:僕は配信で悩むことがあったら、必ずその配信枠内で解決するように意識しています。言いにくいことも言ってこそ、ファミリーの結束力が生まれると思っているからです。

と言っても、僕自身、最初からなんでも言えたわけではありません。配信を続けていくにつれて、次第に自分が思ったことを言えるようになり、リスナーさんとより深く信頼関係を結べるようになりました。意見を伝えることは勇気はいるけど、たくさんのリスナーさんとちゃんと向き合わないと応援にはつながりません。きちんと相談して、最後は自分で決める。配信で起きたことは、配信枠で解決する。それが僕が意識していることです。

「男性ライバーとして頑張っているのですが、リスナーさんからアイテムで応援してもらえることが難しいと感じています。どのようにしていますか?」

毎日小さな目標を設定し、リスナーさんと一緒に達成していくことを意識する(しの丸)

しの丸:まずはリスナーさんに「応援することが楽しい」と思ってもらえる空気を作ることが大切だと思います。僕は今まで、小さな目標を達成することを意識して配信を続けてきました。例えば「このアイテムを10個集めるまで配信をやめません」や「次はコアファン◯人を目指す」などです。

毎日ダラダラと配信をするのではなく「今日は何を達成するために配信をしているのか」を意識しながら活動することで、最終的には大きな目標を叶えることができると思っています。また、その目標が独りよがりにならないように、逐一リスナーさんに共有することも大切です。リスナーさんの負担が大きくならないように、配信枠の状況も踏まえながら目標を考えるんです。僕はその上で「今日はこういう目標を掲げたいんだけど、みんなはどう思う?」と配信で相談するようにしています。

まずは応援の楽しさを知ってもらおう! 配信枠全体で盛り上がれる工夫を(ゆうは)

ゆうは:ライブ配信で推しのライバーさんを応援する楽しさって、実際にそれを体験してみないとなかなかわからないものです。なので僕は、例えば初見リスナーさんが来てくれたときは「気軽にコメントしてね」や「いい感じに僕をいじってね」といった声がけをすることで、配信に参加しやすい空気を作るように意識しています。

また、どのリスナーさんも配信を楽しめるように、配信枠全体で盛り上がるような工夫もたくさんしています。例えば、コアファンになったタイミングで僕がダンスをするのですが、その合いの手はリスナーさんみんなでコメントしてもらう、などです。そうやってまずはリスナーさんに応援の楽しさを知ってもらうことが最初の一歩なのかなと思っています。

「ライバーとして頑張りたいと思っているのですが、将来的に仕事としてずっと続けていけるのか不安です。このまま続けていってもいいのでしょうか?」

ライバー活動の中で得た繋がりや身につけたスキルはこれからの未来に活かせる(しの丸)

しの丸:将来への不安って、ライバーは誰しも抱えているものだと思います。解決方法の一つとして、ライバー活動の中で生まれたつながりや身につけたスキルを大切にして、次へと繋がるステップとする方法があります。

例えば最初はPocochaのトップライバーを目指して配信を頑張り、その経験を活かしてライバーのサポートや育成などをメインにしていく、といった方向転換などもできますよね。今の経験は決して無駄にはならないし、ただ不安に思うのではなく、むしろ将来への希望として捉えることもできるかなと思っています。

ライバーがライブ配信をより盛り上げていくんだ、という意識が大事!(KELVIN)

KELVIN:僕は、Pocochaというサービスをライバーが伸ばしていく、という意識が大切だと思っています。そしてそのためには、自分自身が現役ライバーとして活動していくことが必要です。

変化の激しい業界の中に自ら身を置きながら、アンテナを伸ばし、模索して生きていく。そうやってライバー一人一人が積極的に活動を続けていくことで、サービス全体も盛り上がります。また、それは決して高いランク帯にいなくてもできることです。

職業としてライブ配信をしていくと考えたときに、必ずしもS帯にいる必要はなくて、A帯やB帯でも十分に続けていくことはできます。自分に合った配信スタイルや納得できるランク帯であれば、無理なく配信を続けていけるのではないでしょうか。僕自身はライブ配信の未来を信じているし、正直不安なことはありませんね。

これからもっと盛り上がる未来を信じてワクワクしながら配信を(ゆうは)

ゆうは:今や人気な職業となったYouTuberも、少し前を振り返れば世間に認知されていない時期がありました。ライバーも今はまだその段階なのだと考えることもできるのではないでしょうか。

ライブ配信はこれからさらに盛り上がり、思いも寄らない面白い未来が訪れるかもしれない。少なくとも僕は、そういったワクワクを感じながら配信をしています。

続けていけるかは、自分の気持ち次第。考え方で可能性は無限に広がる(COVA)

COVA:僕はいずれライバーという職業が現在のYouTuberに匹敵するような勢いや知名度を持つと信じています。そういう時代がくると思っているし、歳を重ねても続けていける職業だと思っているから、長く活動しています。だから、今回のお悩みに対しては「本当に気持ち次第」としか言えないですね。続けていこうと思えば、続けていける。そして、続けていく中で、自分に合った方向性を見つけることができます。

しの丸さんが言っていたように方向転換していくライバーさんもいれば、KELVINさんが言っていたように現役で活動を続けていくライバーさんもいる。考え方次第で可能性は無限に広がっていくと思いますよ。

ライブ配信で一番大切なのは、自分が楽しむこと! もし悩むことがあれば、先輩ライバーに相談してみても◎

ーー最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!

ゆうは:不安を抱えている男性ライバーさんは多いと感じるし、実際その悩みを克服できないままやめてしまう人も見てきました。僕はライブ配信を始めて比較的順調にランクアップすることができましたが、どれだけ高いランク帯にいてもずっと不安はあったんです。だから、悩んでいるのはあなただけではないと知ってほしいです。まずは、みんな不安なんだと理解した上で、いかに自分はそれを楽しむのか、と考えていくことが必要だと思います。

KELVIN:後輩ライバーからお悩み相談を受けることがありますが、メーターに関する話が多いなと感じます。僕の経験で言うと、マイナスって感動への貯金なんです。メーターに限りませんが、辛いことがあるからこそ達成したときに大きな喜びが生まれます。だから今配信がうまくいっていなくても、あまり悲観する必要はないと思います。もし、そのプロセスの中で一人じゃ解決できないことがあれば、必ず僕が答えを出すので、配信枠に相談しに来てください。応援しています。

しの丸:ライブ配信は、何よりも自分が楽しむことが一番大事だと思っています。配信を続けていくうちに、ライブ配信を楽しむためではなくて、日々のメーターばかりが気になって楽しくなくなってしまう……というケースも多いと思います。もし今悩んでいるライバーさんがいたら、まずは自分がライブ配信を楽しむことだけは忘れないでほしいですね。

COVA:しの丸さんが仰っていた通り、僕も配信は楽しむことが一番だと思っています。そして、そのためにはメーターですら楽しんだ方が良いと思っているんです。毎日メーターがあることによって、乗り越えるべき目標が生まれ、到達したときの嬉しさで大きく感情が動く。それってライブ配信をしているからこそ得られるものです。どれだけ大変なことも、自分の配信枠らしいエンターテイメントとして楽しむ、そういう考え方が大切かなと思います。頑張ってください!