ライブ配信は、視聴者（リスナー）がいて初めて成り立つものです。そのため、人と人との交流が中心となるコンテンツであり、自分の思い通りにいかないことが多いのは当然です。最初のうちは、アプリの設定により人が集まりやすいですが、新人期間が過ぎると視聴者が減ったり、質が落ちたり、アイテムやギフトの数が少なくなることもあるでしょう。そのような状況に落ち込むこともあるかもしれません。
そこで今回は、そんな困難な時期にも安定してライブ配信を楽しむための「心構え」や「考え方」をお伝えします。
原点を振り返る—ライバーとしての目的と目標を再確認する
一度、心の中で問いかけてみましょう。
ライブ配信に興味を持った理由や、自分のファンを増やしたいという思いなど、さまざまな動機があったはずです。その背景には、あなた自身の価値観や理想が少なからず反映されていることでしょう。
そして、何より重要なのは、その思いを行動に移した自分自身をしっかりと認めることです。この行動こそが、あなたがライバーとして配信を続ける「目的」に他なりません。
もし疲れを感じたり、方向性を見失ってしまったときは、その目的が曖昧になっている可能性があります。曖昧な目的からは、曖昧な行動、そして曖昧な結果しか生まれません。そんな時こそ、もう一度明確な目的を思い描き、その上で具体的な目標を設定してみてください。
目標を意識していない場合も、配信中に心がけていることを思い出してみましょう。「ファンを増やしたい」「リスナーを励ましたい」「笑顔を届けたい」など、これらも立派な目標です。それを胸に、改めて配信に取り組んでみてください。