配信を始めたばかりの頃、メーターの数字に一喜一憂する毎日でした。特に、目標が遠い時には、「無理だ」とつぶやくリスナーさんの声が心に重くのしかかり、一瞬で暗い雰囲気に包まれることもありました。その一言がどれほどの重さで私の心を押しつぶすか、言葉にはできません。
しかし、そんな時でも、多くのリスナーさんが前向きな言葉を投げかけてくれました。「やれるところまでやろう!」その一言が、どれだけ私を支え、励ましてくれたことか。彼らの声があるために、どんなに厳しい状況でも立ち向かう勇気が湧いてきました。
言霊というものがあるように、言葉は現実を形作る力を持っています。ネガティブな発言は時に現実を暗い方向へと導くかもしれません。しかし、逆もまた真実です。ポジティブな言葉があれば、それが現実を明るく照らす灯火となり得るのです。
達成できない日もありますが、そんな日も成長の一部。すべてが順風満帆である必要はなく、困難を乗り越えることが私たちを一回り大きく成長させてくれるのです。そして、自分の気持ちを率直に伝えることで、徐々にネガティブな空気も晴れ、言葉も変わっていきました。「無理」という言葉が「できるところまでやろう」へと変わるその過程は、まさに奇跡のようでした。
配信の世界は、類友が集まる場所。周りにいる人たちがどんなにポジティブな影響を与えてくれるか、その力は計り知れません。私自身、常にポジティブでいられるわけではありませんが、悩みや困ったことを共有することで、支え合い、助け合うことができます。
もしもメーターがマイナスを指しても、私たちが共有した時間、笑い合い、共感し合った瞬間は、どんな数字よりも価値のある、真のプラスとなります。だからこそ、私はこれからもリスナーと一緒に、一歩一歩を大切に歩んでいきたいと心から思っています。